2000/4/9@東京・荒川区スポーツセンター
長かった冬が過ぎ、桜も満開の4月9日、“ドラゴン・イヤー”セミナー第1弾が開催されました。
今回は、午前中に各支部長・上級者のJKDコンフィレンス、午後から初心者もOKのセミナー(まずトラッピング・クラス、休憩をはさんでカリ・クラスの2部構成)という内容。会場は、いつもの荒川区スポーツセンターですが、最近は参加者がかなり多いので、スペースは大丈夫かな、と余計な心配をしたりします。(その危惧は当たってしまうのですが...)
カリ講習は久しぶりということで、受付の奥ではTシャツ等と一緒にカリ・スティックが販売されていました。カリは未体験の私、初心者にはどれが良いのだろうと側にいた上級者の方に質ねると、『全部手作りですからねぇ』と言いながら、親切に2本を選んでくれました。なるほど、持ってみると微妙に長さも重さも違います。工業製品に慣れた自分には、妙に新鮮でした。
スティックを両手に持つと、気分は「燃えドラ」地下の乱闘!基本も何も知ら
ないのに友人とからかい合っていると、「さあ、はじめましょう!」と中村師父の声。一瞬で会場の空気が引き締まり、参加者全員、すばやく整列です。礼、そして短時間ながら入念なストレッチ、それぞれ自由にフットワークと続いたところで早くもかなりの汗が流れます。バイジョン・スタンス(基本の構え)のステップワーク・移動を繰り返し、ング・ムーン(五門)の説明・実践が終わると、トラッピングの練習へ。
今回はミット・トレーニング無しなので、運動量 は少なく感じましたが、内容の豊富さは毎回同じ。中村師父はもちろん、上級レベルの人たちが周囲を見て、戸惑っている練習者には丁寧に個別指導して回ります。実際に当てないとはいえ、ビルジー(目突き)などは細心の注意が必要です。お互い怪我をしないよう、十分に距離を確認してから練習開始。
多彩なトラッピング・コンビネーションから、今度は基本のチー・サオ。一見、何をやっているんだろう?という動作で単純に思えますが、これがなかなか難しいのです。私は、単調そうな動きを続けるのが精一杯・・(これでイイのかな??)などと考えたりしてるうちに、軽いパンチをチョコン,チョコンと何度も入れられてしまいました。痛くはないけど、くやしいので何とか反撃を試みますが、まるでダメ。ようやく、相手の微妙な動きを感じ、ホンの少し反応できるかなぁ、という頃には肩と腕がクタクタです。
ここまで約2時間、あっと言う間に第1部が終了。トラッピング・クラスのみの参加者に修了証が配られました。
30分の休憩後、カリの講習です。「カリというのは武術の名称であって、武器(スティック)のことではありませんよ〜」と、中村師父がホワイトボードを使って簡単な説明。そういえば、自分も「カリ対バオ」などと誤用をしておりました・・。そして、スティックを持ち、礼の仕方から基本動作へ。
会場にびっしりの参加者数ですから、師父の動きを見たり周囲に気をつけたり、となかなか大変です。
インストラクターの方たちのリズミカルで流れるような動きに比べて、ウ〜ム、ド素人の私は、金縛り状態の連続。それでも、実に単純な、基本中の基本のさらにその一つとはいえ、少しづつ打ち方・受け方がわかってきた時は、うれしかったです。しかし、動き方もままならぬうちに、カリの部も終了。ああ、もう少し時間が欲しかった・・。とはいえ、いつも通り密度の濃いセミナーでした。
修了証が中村師父から全員に手渡されてからも、あちらこちらで復習する人、質問する人、熱心にメモを取る人などなど、さまざまなジークンドーマンの姿が見られました。

↑カリ・クラス終了後の参加者。
最後はセミナー毎のお楽しみ、懇親会。この日は、いきなり居酒屋へ突入ということで、三十数名がなだれこみました。JUNFANクラブ・小島東京本部長夫人の音頭で乾杯、飲み食いしながら、賑やかにJKD談義や師祖のマニアックなネタで盛り上がります。
中村師父もミーハーな話題には一ファンに戻って熱心に語り、技術的な質問には時間を惜しまず丁寧に答えて、と大忙し。...ワイワイガヤガヤ、楽しい時間はアッという間に過ぎ、お開きです。
東京開催のセミナーは、いつも遠方から参加する人が多いようですが、今回は東京のみなので、尚更だった様子。「これから新幹線で帰ります」と言う方が何人もいて、その熱心さにアタマが下がりました。次回の予定は、7月。また気持ちの良い汗を流そう!・・しかし、その前にもう少し体力をつけておかねば、と密かに思った春の1日でありました。
...あ、そういえば、次回はもっと広い場所での開催になる予定だそうです。
文責:関誠(HP編集部)
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