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T.A.氏の場合 〜1〜 1999/5/30 |
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T.A.氏の場合(1)
さて、私は現在37才でそれまで格闘技経験は全くありませんでした。
IUMAにもあくまでファンクラブとして入会した比重が高く、格闘技を実践する事への若干の 憧れは無いわけではありませんでしたが、年齢的な事と体力的な自信の無さから、セミナーに参加してみようとは思いませんでした。
そんな私が何故今年になってセミナーに参加してみたか、と言いますと、実は昨年幾つか行われた あるB.L関係のイベントで知り合った方に、現在はIUMA HPのスタッフにもなっているMSさん がいらっしゃいまして、同年齢と言う事もあり、それからお互いに良く連絡を取り合うようになりました。
MSさんは幾度かセミナーに参加された事がありまして、色々話しを訊いている内に自分もせっかくIUMAに
入会したのだから、一度位は体験してみたい、と思い始めまして、お互いに盛り上がってしまい、遂に初参加するに至りました。
私は自営でCD/レコード店を営んでおりまして、営業時間も夜遅く、生活のサイクルが普通の人と半日位遅い上、当日はさすがに緊張してしまい一睡も出来ずに体調は最悪に近く、さすがに出かける時には不安は募る一方でした(笑)。
いつもならまだ寝ている時間帯に身体は全く言う事を聞かず、中村師夫の広東語と英語による掛け声に戸惑い、 学生時代から全く体育系ではなかった私は集団での運動なども20年振りで、戸惑うばかりでした。 それに各動きのテンポの早さにも全く付いて行けず、気持ちは焦る一方で、参加したことを後悔し始めていました(笑)。 しかし、終了まで何とか立っていられたのと、師夫から修了証を頂いた時には「何とか終わったじゃないか」と少し感動してしまい、久々に大量の汗をかいた事と「何も出来ない自分」を知った事とで逆に気持ちがスッキリ出来ました。
それで終了後の皆での会食時に何人かの方達と話をさせて頂き、今までに何度もセミナーを体験していた方も「今日はハードだったぁー!」と言っていた方達もいらっしゃって「それならば初めて参加した自分なら仕方ない、と言うか 付いていけなくて当然だな。」と妙な元気付けを行い、「また次も参加してみようかなぁ」と思い始めていました(笑)。
帰りに皆で駅まで歩いた時には何か自分も少し強くなった気がしてしまいました(笑)。
それから家に戻ってから後日ブルース・リーのビデオを観る時には、それまでとはまた違った見方が生まれたのも大きな収穫でした。
そして一番大きな変化は夏、この夏、遂にパンチミットを購入し、自分の店に来客が無い時を見計らって妻に協力してもらい、見様見真似ですが、ミット打ちの真似事を初めてしまい、それが現在まで続いている、と言う事でしょうか?
自営業ですと、自分の自由な時間が作れそうで、実はなかなか難しい、と言うのが現実で、店外に出かけるのもままならず、 日曜祭日は休むわけにも行かず、また、どこかに定期的に習いにも行けないのでまあ、狭い店内で毎日少しずつ(来客中は無理ですが) 続けています。お客様が外に見えると慌ててミットを外すのが、笑えますが・・・。
今では拳の関節部に少し豆が出来てきて、最初はバスッと言う鈍い音しか出なかったのが最近ではパンッ!と言う音が少し出るように成ってきました。
また最初はすぐに拳や肩が痛くなってしまったのですが、今では思い切り打っても大丈夫になりました。
さて、当日のセミナーに参加してみて感じたのは、私のような超初心者にとっては「もう少し一つの動きがゆっくり時間を掛けて出来ればありがたいなあ。」と言うのが正直な感想でした。先輩方に教えて貰って「あっ、そうか!」と思い掛けて、改めて動きを反復しようとすると、すぐに 次の動きに移ってしまうので、もったいない、と言う感じですか。出来れば一つの動きをもう少し何度か繰り返せれば、と思いました。
まあ、今までに何度も経験して来た方達には物足らない、とは思いますが。
それに私のような初心者もベテランの方も皆一緒に同じ事を行う、と言うボーダレスな素晴らしさもJKDの良さであると、頭では分かるのですが、
正直な気持ち、出来れば「初心者向けのセミナー」、何て言うのもあればありがたい、と思います。
MSさんとも良くそんな話をしています(笑)。
そんな訳で今度の12/12のセミナー(何と当日は私の誕生日なのです!恐らくこれまでの人生で最もハードな誕生日になるでしょう(笑))にも参加させて頂く予定であります。前回よりも自分が1mmでも進歩出来た、と感じられる事を祈って・・・。
文:IUMA#375 T.A.