USA修斗・東京集中特訓会、無事終了! 『USA修斗・東京集中特訓会』に参加の皆、お疲れさん! そして、指導サポートしてくれたメンバー、進行サポートしてくれたメンバー、いつもありがとう! 本日、伝授した技(連携技)の一つ一つの背景には数百年の歴史や沢山の先人達の研究と実戦の魂が入っています。 修練者はそんな各技術の性質をよく理解し、何故ここでこうなるのか、こうするためにはどうするのか、こうなったらどうするのか等々、各々が思考を巡らせて洞察し、反復練習を繰り返し、精度を上げていく事が肝要です。 それは、単にフォームを修得するという事ではなく、実際に自分が使えるように実戦的に磨き上げていく事が肝要で、そのためには、特訓会でも説明したように、『連携技とは?』という理解を深める事、、つまり、連携技とは、『あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・・』の様に連携されており、その『あ』には『あ・い・う・え・お』の連携があり、『か』には『か・き・く・け・こ』の連携があり、以下も同様に、網目状に技は巧妙に連携し合っているものです。 認定テストでは、『あ・か・さ・た・な・・・・・』部分のテストだけですが、修練者は、それぞれの連携もしっかり研鑽して理解して行く事が大切で、それが『生きた技』へと昇華させる事になります。 『一つ一つの技と、その性質とその連携を知る』、これが肝要です。 そして、技を知らない相手には嘘のようにその技を簡単に決める(極める)事が出来てしまうものです。故に、自分がその技を訓練する事でその技自体を「知る」事になり、それにより掛けられ難くもなります。 各々研鑽あれ。 『USA修斗(佐山聡流シューティング)集中特訓会』は今後も開催していきます。 (2016年8月14日 / 記・中村 頼永) ★USA修斗・東京集中特訓会 *今年2月28日に開催予定で急遽中止となった『USA修斗・東京集中特訓会』を、下記の通り、来る8月14日に開催。 ●USA修斗Advanced Student-2 ランク(PHASE-3/スチューデント・インストラクター)認定テストメニュー中心の特訓会 ■開催日/8月14日(日曜日) ●対 象/IUMAメンバー&カルチャー教室所属メンバーのみの集中特訓会 *Advanced Student-1 認定を受けているメンバー、受けていないメンバー、どちらも参加OK ■受付時間/16:00~ *予約不要。当日受付です。 ■稽古時間/16:30~18:30 (2時間) ■開催場所/新宿コズミックスポーツセンター・第一武道場 (シューズ不可) 東京都 新宿区 大久保 3-1-2 <持参物>IUMA会員証、運動着、オープンフィンガーグローブ所有者は持参。 <備 考> 当日入会、及び、新期更新申し込み手続き可能。基本的に見学、撮影不可。 *直接、会場へのお問合せはご遠慮下さい。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- ★発表!『MMA(総合格闘技)誕生の日』 7月16日、東京で開催された『修斗協会レセプション・パーティー』にて、近代世界格闘技シーンに於ける大変重要な史実を記念日とする発表が行われました。 以下、そのパーティーでの中村頼永USA修斗協会代表のスピーチ要点です。 《中村代表のスピーチ》 USA修斗協会の中村です。 現在、世界の格闘技シーンに於いて、MMA(総合格闘技)が隆盛を極め、世界中に広まっています。 その史実を振り返ってみますと、1980年代に佐山聡先生が「シューティング」、、後の「修斗」を創始され、そして1986年6月30日、後楽園ホールに於いて、私も出場(*66kg級優勝)しました『第一回プリ・シューティング・トーナメント大会』が開催されました。 プリ・シューティング大会はまだまだ未成熟の総合格闘技大会でしたが、1989年5月18日、同じく後楽園ホールに於いて、遂に、プロフェッショナル・シューティング(修斗)第一戦「初代チャンピオンシリーズPART1」が開催されました。 つまり、これが近代格闘技史に於ける「世界で初めて『MMA(総合格闘技)』と呼べるプロフェッショナル・ファイトがスタートした日」であるのです。 この歴史的『5月18日』を、『MMA(総合格闘技)誕生の日』と名付け記念日とし、世界に佐山先生の功績と共に発信して行きたいと思います。これは勿論、全て佐山先生の快諾を得ての発表です。 『修斗』を創始したのは『佐山聡先生』です。修斗に携わる者は、これを絶対に忘れてはなりません。 修斗は経年と共にルールも進化していっており、そのルールが変わればそれに伴い技術も多少変わりますが、佐山先生が1980年代に構築されたシューティング(修斗)技術は極めて洗練度が高く、現在でもどれも色褪せる事なく、常に最先端の核的技術です。 そして、ルールや技術は変化していっても、佐山先生の『修斗の理念』、、、つまり、「打てという『打』ではなく、投げろという『投』ではなく、極めろという『極』ではない。また単に打投極を総合的に斗えばいいというものでもない。自然なる斗いの流れの中での技術が途切れなく連係し、なめらかに回転することが修斗の姿である。そして斗いを修めていく修斗の思想が競技者を人格的に正しく導く。修斗によって斗いのなかから人格形成が成される。それこそが修斗の理念である」は『普遍』であり、それを肝に刻み、指導者、選手はそれを体現していく努力をする事が肝要です。 私は、これを常に、内外、そして、第三世代、第四世代の人達に発信していく事が仕事です。 また、世界に広がっている『修斗』の大切な『核』の部分を、その広がりに合わせて共に世界へ広めるための大切な作業として、1980年代に佐山先生が著された今だに色褪せない核的技術書『シューティング入門』の基本編と上級編の再版、英語版出版、そして世界への出版などもこれから取り組む重要な事であります。これも佐山先生の快諾を得ました。 とにかく、私たちが絶対に忘れてはならないのは、創始者の存在です。「柔道」であれば「嘉納治五郎」、「合気道」であれば「植芝盛平」、、そして、『修斗』は『佐山聡』です。この事が重要な事だと思っています。 今後もMMAの元祖、日本の総合格闘技『修斗』をどんどん世界へ紹介、伝達して行きます。押忍。 |
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