練習に必要な用具について
ここでは、練習に必要な用具に関して説明します。
Contents:
1.はじめに
2.用具の入手方法
3.シンガード(スネ当て)について
4.グローブについて
5.その他の必要なもの
6.用具の手入れ
1.はじめに
以下では、日本JUNFANクラブで実際の練習をする上で必要になる用具に関して説明します。まず最初に御理解いただきたいのは、これらはあくまで参考にとどめて頂き、実際の用具に関しては各支部・同好会に見学に行かれた際に、改めて訊ねて頂きたいと言うことです。
日本JUNFANクラブとしての基本的な練習方法は共通ですが、各支部・同好会では代表者が練習環境、練習メンバーの練度に応じて微妙に練習方法を変更しています。例えば、設立してから日が浅く、初心者が多い支部・同好会ではあまり激しいスパーリングは出来ないでしょうから、最初からスパーリング用品を買いそろえる必要はありません。また、周囲と用具を揃える必要がある場合もあります。例えば東京本部では、グローブの大きさ(オンス数)に規定があります。
このような点を踏まえ、一通りご参考までにお読み下さい。
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2.用具の入手方法
これに関しては、何よりも支部・同好会に見学に行かれた際にアドバイスを受けるべき項目です。支部・同好会単位で懇意にしている武道具店がある場合は割引を受けられるかも知れませんし、各種メーカーの製品に関してアドバイスを貰えるかも知れません。
個人で入手しなければいけない場合、格闘技雑誌などに掲載されている通販などが便利です。この文章をお読みいただける環境ならば、インターネット通販からも入手できることでしょう。このホームページのリンク集からも、一件のお店がリンクされています。
良く受ける質問として、「いろんな値段のものがありますが、幾らぐらいのものがいいんですか?」というものがあります。確かに値段は様々ですが、あまり安い物は材質や縫製が良くなく、結局「安物買いの銭失い」になることが多いです。かと言って、こういったものは消耗品ですので、最初からあまり高価なものを買うのもお勧めできません。近くに助言してくれる人が居ない場合、「ほどほどの」値段のものを買っておけば間違いは無いでしょう。
さて、次項からは実際の装備品の説明にうつります。
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シンガード(スネ当て)は、蹴りの練習やスパーリングのときにスネを保護するために用います。「無くても構わないぜ」という人もいますが、自分のスネを保護するだけでなく、相手のケガを防ぐ意味もあるので必ず入手しましょう。 シンガードは、大別して2種類に分かれます。下のA,Bのような『履くタイプ』と、Cのような『(ストラップ)装着タイプ』です。それぞれに長所と短所があります。 まず、A,Bの『履くタイプ』は ○ずれにくい,○丸洗いできるという利点がある反面,×靴を履いていると使用しにくい,×暑い,×一般に肉薄、という欠点があります。 |
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では、どちらのシンガードを買えばいいのでしょうか? それは基本的には個人の好みですが、多くは所属する支部・同好会の練習環境に左右されます。 ←足モデル:重爆谷村 |
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つまり、ジークンドーは本来、靴を履いて闘う格闘技なので、靴を履いて練習できる環境ならばCタイプを選ぶべきですが、柔道畳の上で練習する環境にある場合、シンガードは結構ずれやすいものですのでA,Bのタイプを選ぶべきでしょう。ただ、いずれの場合もこちらでなくては駄目、ということはなく、多少の不便をガマンすればどちらでもなんとかなります。 A,Bは素材の違いの例として示してあります。Aは綿製で、肉厚(クッションが多いのでダメージが少ない)ですが、あまり何度も洗っているとよれよれになります。Bはネオプレン(ダイビングスーツなどに使われている素材)製のもので、耐久性が強く、よりずれにくいですが、一般に肉薄ですので上級者向きです。 以上のことを参考に、アドバイスを受けて、自分に合ったシンガード選びをしましょう。 [↑Back] |
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手を保護するグローブはどんなものを用意すればいいのでしょうか?これも、各支部の練習傾向によって左右されますが、一般論として書いておきます。 まずジークンドーと言って思い浮かぶのがAのような「オープンフィンガーグローブ」。打撃も出来、掴めるということで昨今の総合格闘技ブームで普及しましたが、こと打撃練習を考えた場合、これはヘッドギアを着用した上で練習に用いるものと考えた方が無難です。このまま素面を殴り合うと、殴られた側はもちろん、殴った側もケガをしやすいので思い切ったスパーリングはできません。 打撃練習という観点からは、B,Cのような普通のボクシンググローブが最適です。中に入っている綿(わた)の量をoz(オンス)で表し、様々なozのものが売られていますが、普段の練習では最低12oz以上のものを使った方がいいでしょう。東京本部では、成人男子ならば14〜16ozのものを使うこと、という規定にしています。(力の弱い女性ならば12oz程度) |
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| 手モデル:チャモアン河内 | ||||
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Dに示したのはパンチンググローブです。これはミット練習のときに用います。スパーリングに用いると薄くて危険なのでやめましょう。 グローブの材質は本皮,合成皮革,強化ビニルなどですが、初心者は合成皮革のもので充分でしょう。強化ビニルのものはほとんどおもちゃなのでお勧めしません。本皮はまた、手入れなどが面倒くさいので最初は避けましょう。 [↑Back] |
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5.その他の必要なもの
さて、この他にも、幾つか必要なものがあります。
●マウスピース:口の中を保護するマウスピースは、スパーリングの際などの必需品です。軽いスパーリングでは歯が折れるようなことはありませんが、マウスピース無しで相手に打たれると口の中に細かい傷が生じ、口内炎が出来やすくなります。また、マウスピースをしっかりと噛むことで、アゴから首の筋肉を適切に引き締め、ダメージを軽減することも出来ます。
マウスピースは普通のスポーツ店で様々なタイプのものを入手することが出来ますが、お湯で柔らかくしてから自分の歯形にフィットさせるものの方が良いでしょう。歯医者さんによっては、オーダーメイドのマウスピースを作ってくれるところもあります。もちろんこれが最良のものです。少々高いですが、歯並びの悪い場合などはこれを使用することをお勧めします。
●ファウルカップ:別名「金的ガード」、つまり男性の大切な場所を守る防具です。これは男性ならば必需品です。大別してカップがプラスチック製の「履く」方式のものと、金属製の「紐で止める」方式のものがあります。後者は主にプロが試合で用いるものですから、通常は空手の試合用の前者のもので充分です。腰回りのガードと一体になったボクシング用のものは大きすぎて蹴りが出しにくく、あまりお勧めしません。ちなみにS,M,L,LLのサイズがありますが、男性諸氏は無駄なプライドを捨てて、フィットしたものを買いましょう。
ファウルカップは、正しくはパンツの上(あるいはパンツ無し、という人もいますが...)に装着し、その上からズボンを履きます。「蒸れるので」と後から装着する人もいますが、見た目が良くなく、また運動中にカップがずれてしまうことによって、さらなる悲劇(カップと腰骨の間に貴重品が挟まれてしまっているときに蹴りを食らってしまう!!)を引き起こすこともあるのであまりお勧めしません。
●その他:以上で主要な品は揃いました。後はこれらを練習場所に持っていくためのカバン(出来れば通気性の良いものがお勧め)に、タオル、着替え(予備のTシャツなど)、簡単な救急用具(絆創膏,消毒薬,テーピングテープ,コールドスプレーなど)を入れておけば万全です。
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6.用具の手入れ
せっかく入手した道具類ですが、あなたが熱心に練習すればするほど、くたびれてきます。普段の手入れをきちんとすれば長持ちしますので、愛着をもって使っていきましょう。グローブ、防具は格闘技者にとっては、サムライにとっての刀のようなものなのですから。以下に簡単な注意を書いておきます:
●使ったら乾いた布で拭いて、必ず干す:これを怠ると、特に夏場はあっというまにあなたのグローブ・防具は異臭を放つ危険物になります。そのまま用いると「見えないパンチ(キック)」が繰り出せるようになる(パンチを空振りしても、その後から猛烈な臭気が相手の顔面に襲いかかる!)ことから、好んでそうする輩もいますが、倫理的に避けるべき行為です。
また、他人に貸すとこの臭気はよりヒドくなります。これは相手が不潔だから、という意味ではありません。数種類の汗がブレンドされると発酵しやすくなる...かどうかは定かではなく、科学的根拠はありませんが、「共有物のグローブは殺人的な臭いがする」というのは格闘技者なら誰でも知っている経験的事実です。
シンガードは洗えますが、綿製のものは洗いすぎるとゴムが伸びてしまうことが多いので洗濯ネットを使って洗うなど、注意しましょう。グローブは多くの場合洗えないですが、剣道の防具用の「薫風(くんぷう)」というスプレーなどをこまめに用いてやることで臭いの発生を抑えることもできます。
また、干す際は必ず陰干しで!直射日光の下で干すと皮は縮みます!
●縫製のほつれ:グローブなどは、縫製されている部分がほつれてくる場合があります。こんなときは、早めにアロンアルファを一滴、ほつれた部分に垂らしましょう。ほつれの進行が食い止められます。
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