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イノサント師父が出た映画、と言えば誰もが真っ先に『死亡遊戯』をあげるであろう。ブルース・リー師祖自身の依頼で出演した師父は、強敵“フィリピン武術家・パスカル”を熱演、クンフー映画でも珍しいヌンチャク対ヌンチャクの息づまる攻防は、世界中の観客を沸かせた。(残念ながら、完成された作品では大幅に見せ場が削られてしまったが)また、彼は、同作品のブルース・リー監督部分、ロバート・クローズ監督追加撮影部分の両方に出演し、本物のブルース・リー師祖と代役のそっくりさんの両方と戦った唯一の人物でもある。かなり無理のあるストーリーのつなぎ役として、貢献したわけである。
TVでは、「ブルース・リー対ダン・イノサント」は、1966年に実現している。『グリーン・ホーネット』「火を吐くカラテ」のエピソード。劇中、カトーと対決する中国人武術家(マコ岩松)の吹き替えである。
また、映画では1976年、サム・ペキンパー監督の『キラー・エリート』にも出演。変わったところでは、そっくりさん・Bruce Li(黎小龍/何宗道)主演の『Counter Attack/龍的影子』に登場、相手に不足はあるが、ここでもフィリピン武術の鮮やかな腕前を披露している。
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