投稿日: Feb 20, 2016 12:4:10 PM
[2月11日(木)撮影]
「ヒゲを伸ばさないと病人らしく見えないから」と言いつつ、ブルース・リー師祖のヒゲを意識する中村師父。
IUMA日本振藩國術館
メンバーの皆様
この度、中村頼永の緊急入院に際して、日米で情報が錯綜し、皆様に多大なご心
配をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。
また、突然であったこともあり皆様にご報告が遅れたことを深くお詫び申し上げ
ます。
2月2日早朝、急な胸の異変があり、救急病院で診断したところ、心臓動脈が裂ける
急性大動脈解離と診断され、そのまま緊急手術の運びとなり9時間余り(*この間は
心臓停止)の長い大手術ではありましたが、病院までの迅速な行動と、医師の適切
な判断と処置に恵まれて、無事に手術が成功したことを、取り急ぎご報告申し上げ
ます。
幸いに術後の経過も良好で中村も順調に回復しており、落ち着いております。
中村は、武道修業における 『 心・技・体 』の修練、、、、それは、対戦相手
に勝つ為の実戦的技術の修得、それを実現する為の強靭な身体への鍛練、そして
それらを地道に遂行していく意志の強化養成。これらの継続により究極的には相
手に勝つ事よりも、自分自身に打ち克つ事を学び、己を強くしていくものが武道
修業だと思っております。
中村の人生において非常に重要な局面ではありましたが、こういう時こそ冷静に
対処し、平常心で乗り越えていくべきという信念のもと、中村は実践しております。
本人の精神力もさることながら、手術の無事は皆様の強い思いのおかげだと中村
と共に感謝しております。
この場をもちまして、心より御礼申し上げます。
因みに、中村は術後翌日からICUで五門の型や歩行などのリハビリを開始し、驚
異的回復と精神力の強さを見せております。術後1ヶ月は目が覚めない、及び半
身麻痺が残るかもという中直ぐに目覚め、翌日からリハビリも開始出来ました。
ICU内で「中村の周囲だけ異空間の様」だと、医療スタッフ皆を驚かせています
(笑)。
「健康、年齢といった『身体』と言う器が変わったら、それに合わせた技術を
追求していくのが、ジークンドーの極意だ!」と、更なる上を目指して実践中
です。
いま現在は、「ICU」⇒「一般病棟個室」⇒「リハビリ病院に転院」と、順調に
進んでおりますが、面会に関しましては、中村の療養を鑑みお控えくださいます
よう、お願いいたします。
皆様もどうか中村の思いと共に、慌てることなく冷静に対処していただけるよう
お願い申し上げます。
皆様におきましては、入院中は何かとご迷惑とご心配、不自由をおかけするとは
存じますが、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
柳沢宏味
[2月11日(木)撮影]
後ろに並んでいるタイガー・グッズとブルース・リーグッズは中村師父の私物。
モチベーションを上げる為の神前だそうです。
中村師父、師父の弟さんのユキヒロさん、山田編集長と三人で。
*写真は、山田編集長のfacebookから転載させていただきました。
山田編集長、ありがとうございました。
山田編集長facebook
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山田編集長ブログ